キットカットガール

ニューヨーク東8番街の奇跡のキットカットガールのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「奇跡は理由や目的を探り出すと
消えてしまうんだ」

「男の人が日光の中に立ってる
どこに日光が?
ーあるわ、見えるのは影ばかりだけど
2歩進めば光が当たる」

スピルバーグ監督が製作総指揮との事で、
彼の色がとても反映されていて、80年代のアメリカの雰囲気が相変わらず魅力的に収められていた。そして父親と息子の関係性も彼の作品らしい。
映画は至って普通に楽しめた。ただ確実に物足りないのは否めないけれど...。そしてカルロスの件も消化しきれていない気がするけれど...。

ともかく、主人公が老夫婦というのが個人的に好きなポイントだった。彼らは実際に夫婦らしく、観賞後知り驚いた。とてもお似合いで可愛らしい。しかし、彼らを含め主要キャラクターを演じた俳優陣の殆どが亡くなっている事にショックを受けた。

【自分へのメモ】

✴︎ ホラー映画『チャイルド・プレイ』は、当初「Batteries not Included」というタイトルにする予定だったが、本作と被ってしまうため「Child's Play」に変更されたという経緯がある。(Wikipediaより)