Xavier

アイデンティティーのXavierのレビュー・感想・評価

アイデンティティー(2003年製作の映画)
4.5
"階段を上がってたら、また会った
姿のない人に そこにはいない人に
どうか 僕の前から消えてくれ"
この言葉が意味するものとは…
死刑囚マルコム・リバースの死刑前夜、彼の死刑執行に関して再審議が行われ様としていた。
一方、その頃寂れたモーテルに猛スピードで一台の黒い車が入って来る。
そしてモーテルのドアが開き、そこには女性を抱えた1人の男が立っていた。
男は言った

"出血が止まらない。交通事故だ"と

その少し前、男が妻と子供を乗せ大雨の中を車を走らせていた。
すると大きな爆発音とともにタイヤが破裂、タイヤ交換を余儀なくされていた。夫がタイヤ交換中に、車から降りていた妻を後続の車が跳ねてしまい、妻は大怪我を負った。
それが先程のモーテルにやって来た男だった。更に雨は降り続け、増水のため動けなくなり行き場を失った人々が、モーテルに続々と入って来る。
そんな中、客の1人であった女優が死体となって大型乾燥機の中から発見される
そして死体の近くに10と刻印されたキーホルダーがついた鍵が発見される。
それから間もなく、次の死体が発見され
今度は9の刻印されたキーホルダーのついた鍵が死体の近くで発見された…

サスペンス物の作品の為、これ以降のお話は書きません。後の話が気になる人は是非ご覧下さい。

作品の感想としては、よくこのアイデアを思いついたものだと…
確かに作品の前半部分にも、ホントにさりげなく伏線が張られているので注意深く観ないと見落とす事もあるかな。
1番大事な伏線なんて最初観たときは見逃してしまったしね。
1つ言えるとしたら、死刑囚マルコム・リバースの再審議とモーテルでの連続殺人事件には大きな関わりがあります。
それぐらいかな、言える事は…
あっ!ラストは衝撃的です。
Xavier

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