しょうちゃん

アイデンティティーのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

アイデンティティー(2003年製作の映画)
4.0
嵐の夜、
一軒のモーテルで身動きのとれない11人の男女が一人ずつ謎の死を遂げていく恐怖をミステリアスに描いたサイコ・スリラー。

本作は前情報なしで観ることをお勧めします。
舞台がモーテルで登場人物が、
テンポよく何者かに殺されていく展開は面白い。
個性的な俳優陣も魅力的。
正義感の強いジョン・キューザックに、
期待を裏切らないレイ・リオッタ、
美しすぎるレベッカ・デモーネイ。
囚人への審問シーンの挿入や、
生年月日が一緒、
死体が消えることなど非現実的な要素を出すことで、
観客へオチが読める要素を提示しています。
タイトルの“アイデンティティ”の意味を分かっていると、
理解できてしまう映画でありました。
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