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13日の金曜日・完結編のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

13日の金曜日・完結編(1984年製作の映画)
1.6

このレビューはネタバレを含みます

不死身の殺人鬼ジェイソンの最期を描いた、人気ホラー『13日の金曜日』シリーズの完結編である本作。印象としては、前半部分をいかに我慢できるかで評価が変わりそうな作品といったところですかね。前作で返り討ちに合い命を落としたはずのジェイソンが、運び込まれた病院で復活を遂げ、そこからレイクタウンへと戻ってくるという流れだからなのか、前半部分はジェイソンがほんのわずかな時間しか登場せず、ようやく顔を出し始めるのは残り30分。それまでは何てない登場人物らの遊び惚ける姿を見せられるばかりで、ただただ退屈。シリーズ作品を通して冒頭ではわりとテンポ良く誰かしらが殺害されていたわけだが、それもないので本作に心惹かれるまでに相当時間がかかってしまった。そして今まではジェイソン対ヒロインという構図でラストを盛り上げていたのだが、ジェイソンが子供に殺害されてしまうという衝撃的な展開には驚かされましたね。今作が完結編ということなので、きっとコリー・フェルドマンが演じるトミー・ジャーヴィス少年がジェイソンに代わって次の"殺人鬼"になる伏線を張ったのでしょうね。これはこれで面白いとは思うが、全体的にもっと楽しませて欲しかった。物足りない気持ちで胸がいっぱいになってしまいました。
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