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カエル少年失踪殺人事件のyaaaのレビュー・感想・評価

カエル少年失踪殺人事件(2011年製作の映画)
4.0
韓国三大未解決事件の一つを映画化した作品。
このジャンル?にはポン・ジュノの「殺人の追憶」という傑作があるが、それに追いつけ追い越せの緊張感あふれるドラマを展開するのかと思ったが違う切り口で。
とにかく前半一時間のいや~な感じ、胸糞感はある種なかなかやりよる。
犯罪シーンの直接的な嫌悪感でなくて、人間の功名心のブラック加減。
主人公は「やらせ」が原因で地方に左遷されたTVディレクター。
一発逆転を狙ってとある珍説を唱える大学教授を煽って「ある人」を犯人と決めつけてスクープを狙おうとする。
その時の世論を表現してるのかもしれないが酷い。
変な感じでサスペンスです。
けど失踪した子供の親の心情なんかはきちんとしっかりひろっているのでなかなかのシーソー具合です。
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