「ストリートにルールはねえ。」
ストリートカルチャーに迫るドキュメンタリー映画。スケート、ウォールアート、パンク、写真。スケボーやっていることから鑑賞に至りました。
非常に共感できる作品でした。
僕はスケートパークではなく、道乗りが好きな型のスケーターです。
結構、あちこちで物を壊す問題が起きていて肩身が狭いです。
学校でのイメージも古着きてスケボーやってるガラ悪い変人ってこの前、言われて若干ショックを受けました。
本作はそんな社会的に負け犬な、Loser達の美しい面を写している作品であり、それぞれを極めた人たちの視点が描かれています。
映画で考えるとアメリカンニューシネマに近いと思います。ストリートは反社会的な物に思われることも多いですが、非常に社会に近い文化なんです。
ストリートスケートなんて特にそうですよね。ビル群や何か人工物があってこその物ですからね。
Loserが言うに「ストリートにルールはねえ。」
そう、型にハマらず、正解を求めない生き方。
ここに非常に共感を覚えました。
ファッションに関してもルールはない。
正解もダサいもおしゃれもない。
何かに縛られ、正解不正解のみを求める社会に疲れたらどうぞ。
それでは。