害虫のshuのレビュー・感想・評価

虚ろな目をした宮崎あおいの危うさ。
垢抜けきってない、お人好しな蒼井優との対比。
納得できる説明や理由のないままに転がり続ける物語は、10代のやり場のない空虚によく似ている。
暴力的に挿入されるNUNBER GIRLのヒリついたサウンドが後戻りできない焦燥感を加速させる。