TSUTAYA発掘良品より。
監督は社会派シドニー・ルメット。音楽はクインシー・ジョーンズ。
家族の幸せそうなスローモーションシーンで始まるが、振り返るとナチの姿が。
強制収容所で家族が殺され、自分だけが生き残ったロッド・スタイガー演じるソルはニューヨークスラムで質屋を営む。過去の辛い経験から固く心を閉ざしてしまう。
忘れよう、忘れてしまいたい過去だが、日常の中でのちょっとしたことがフラッシュバックに繋がる。
ソルがユダヤ人は商売上手だと言われ、そうなった、いや、そうならなければならない苦労してきた歴史を語るシーンが印象に残る。