「害虫」に投稿された感想・評価

私は映画に関しては「スジ」にどうしても注目してしまうので、この脚本にさほど説得力を感じられなかったので比較的低めの点数になってしまった。だが、計算され尽くしたストーリーであることは分かる。冒頭の母親の自殺未遂や電球を金槌で割るところが示しているように、この映画は「破壊」をめぐる物語である(「自殺未遂」も「自己破壊」の行為だろう)。そしてそれは、当たり屋(これも「自己破壊」だ)としてカネを稼ぐ男やホームレスと思われる男の行う「破壊」行為ともシンクロする。逆に言えば主人公は「破壊」の対局にある学校での「秩序」に馴染めない存在として描かれ、彼女は文字通り教室中に並べられた机を乱すことで遂に「破壊」に手を染める。一時はレイプされそうになった(「破壊」させられそうになった)彼女が、自ら「破壊」を行うことで大人になったとも受け取れる場面である。彼女は一皮剥けたと受け取るか、破滅して行くことを選んだと受け取るか。それが試される。
宮崎あおいが初めて主演した作品。

13歳の中学生が転落して行く様を描いている?

台詞が殆ど無く、俳優の表現力が試される役者にとっては嫌な作品だが、当時15歳(?)の宮崎あおいは見事に演じきっていると感じた。

状況や雰囲気を表す為に劇奏が使われるのはワンシーンのみで、それ以外は日常音が象徴的に使われていて面白かった。

比較的重要な同級生役で、デビュー間もない蒼井優が出演しているのだが、下手だったのが残念。

脇を固めている役者の顔ぶれが、今となっては豪華に見える(笑)。

部分的に解りにくいシーンが有ったり、終盤走り過ぎのような気がするが、かなりの良作だと感じた。割りとお薦めの作品。
害虫(ファムファタール)
うーん。理解できず。
机をががーっと引きずるシーン好きです!
学校では先生と噂になり、家庭にはリストカットで自殺未遂の母親、母親の恋人にはレイプ未遂をされる。
害虫とは同級生も含めた周りの奴等を指しているように思われるが、映画を観た感想としてはサチ子自身が害虫に見えてしまう。
親切にしてくれていた夏子の家を放火したりと訳の解らん事までするし。
雰囲気は好きな映画も後味は決して良くなく解らない部分もあった。
宮崎あおいはこんなに笑ったり茶目っ気があるのかとメイキングを見て驚いた。
キャストがよかった
所々意味不な部分があったけど、この何とも言えない憤りな青春映画?がたまらなく大好きです‼
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