ゆきっぽ

グリーンマイルのゆきっぽのレビュー・感想・評価

グリーンマイル(1999年製作の映画)
4.2
ファンタジー×ミステリー×人間ドラマ。無実の罪で死刑判決を下されてしまった不思議な力をもつジョンと看守の心の交流を描いたこのお話は、美しく、感動的で、とても切ない。これは納得の名作です。

ジョン・コーフィーを演じたマイケル・クラーク・ダンカンの演技が素晴らしい。仕草、表情、話し方にジョン・コーフィーの優しさと苦悩の全面が現れてた。最期の言葉は涙なしには見れない。

真実を知りジョンを助けたいと思いつつ、自分にはどうすることもできないポールの正義の葛藤。ジョンの力を引き継ぎ長すぎる生命力を得たポールの贖罪。モヤモヤの残るラストだったなぁ。。

ファンタジー要素のある映画は少し苦手だし、この映画のメッセージがまだわたしには理解できないのだけど、それでもこれからもずっと心に残るであろう不思議な作品でした。
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