ポールが勤める、死刑囚のみが集められる刑務所に、ジョン・コーフィがやってくる。彼は、双子の幼女のレイプ殺人罪で投獄されたが、ポールは、コーフィと接するうちに、殺人を犯すような人間には見えないと、疑問を感じるように。また、コーフィは、奇跡を起こす不思議な力を持っており…
またまた久しぶりに鑑賞。
口からなんか出てたっけな…くらいしか覚えていなかったので、初鑑賞のように楽しめた。
ファンタジー要素があるのに、きちんと現実と繋げて考えさせる為のスパイスになっているのが本当に凄い。浮かないし、気にならない。
刑務所ものの映画って、最低な刑務官の割合が多い気がするけど、この映画は刑務所が一人を除いて優しく心ある人達なのがとても良い。(その一人が極悪胸くそなのだが) 死刑囚だと下に見ず、人として尊厳を尊重しながら接していて、こういう人が世の中にたくさんいたらいいのになと思った。彼らに見送られる死刑囚はある意味幸運だろう。
内容としては、ほっこりしたのもつかの間、ショッキングで辛いシーンが多いので、心が痛いし、ラストも絶望しそうになりますが、考えずにはいられない映画だと思います。
映画を通して｢痛み｣を知り、想像し、目を背けず、考える。そして人の痛みを分かること、分かろうとする心が｢愛情｣であり｢救い｣になるのかなと感じました。
ジョン・コーフィーのように。
サム・ロックウェルとダグ・ハッチソンが本当に嫌で最低な奴過ぎて良かったです！！
そして、ネズミ園は絶対にあるっ🐭！！！
2021-133
