処刑される事が決まった受刑者が送られる刑務所に、
巨漢のジョン・コーフィが送られてくる。
しかし彼は、その大きな体躯とはうってかわって
小さな事におびえ、優しい心をもっている様にみえ、
とても受刑されるような人間とは思えない。
それには心だけでなく、彼の見せたある奇跡がきっかけだった・・・。
CMである程度ネタバレされているとはいえ、個人的には
この映画は、時前情報が無いまま観て頂きたい映画です。
人間の尊厳、世の中の理不尽さ、そして何より心の美しさを
感じました。ある意味宗教的な要素もありますが、
この映画を観ずして2000年は語れないと思います。
トム・ハンクスの相変わらず無理の無い演技に加え、
何と言っても主演、マイケル・クラーク・ダンカンの
素晴らしい存在感に圧倒されます。
内容については敢えて触れません。是非ご覧になってください。
後半の展開に涙が止まりませんでした。
強烈なキャストが、こんなにハマるなんて。
ダンカン素晴らしい。