007と言えば、やっぱりコレ。
エロティックなオープニング、口ずさめるメロディ、キャラの立った殺し屋、ボンドガールズの大盤振る舞い、そして秘密兵器満載のアストン・マーチン!
前作「ロシアより愛をこめて」のシリアス路線から一転、「ひたすら楽しい007」を目指して見事に成功してますね。
かぶりもの+ウェットスーツからの「白タキシードばぁん」とか、殺し屋オッド・ジョブの実直な仕事ぶりとか、あまりにも有名なあの 「金粉ショー」とか、一歩間違えたらもう「オースティン・パワーズ」 の世界なんだけど、それでもちゃんとサスペンスフルなアクション映画として成立させてるのがエラいと思います。
「ゴールドフィンガー」 「女王陛下の007」 「黄金銃を持つ男」 「私を愛したスパイ」 「ゴールデンアイ」 「スカイフォール」 …
まさに玉石混淆、様々なタイプの作品が混在しているのがこのシリーズの面白いところですね。