【ゴールドフィンガーは先進的(笑)】
ずいぶん前にTVで見ましたが、久しぶりにBS録画にて再鑑賞。あの有名な金粉シーン(?)だけは覚えていましたが、あとはすっかり忘れていました。
今の目で見ると、格闘シーンもどこか悠長だし、カーチェイスもしつこくなく、ホテルでゴールドフィンガーの部屋に入るのにメイドのカギを(盗みすらせずに)そのまま利用しちゃうなど、かなりいい加減ですけど、そこがかえって新鮮というか、最近の007からすると原点回帰をして欲しいなと思えるところです。
ボンドガールも合計3人登場。私としては2人目の、姉の敵討ちに登場するタニヤ・マレットが好みに合いました。でも脱がないし水着姿すら見せずに死んでしまうのが残念。
ボンドカーが初登場した作品としても知られる。ここでボンドカーとして使われているアストンマーチンは、英国製だから右ハンドル。英国は日本と同じくクルマは左ですからね。ヨーロッパの大陸とは逆で。
それにしても、ゴールドフィンガーは一味に女性やアジア系を積極的に採用していますね。その点で、白人男性ばかりが目立つ英国諜報部よりもむしろ先進的な人物だったと評価すべきでしょう(笑)。