クモ怪人

007/ゴールドフィンガーのクモ怪人のレビュー・感想・評価

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)
5.0
シリーズの人気を決定づけたおバカ丸出しな作品!でも愛おしい。アストンマーチンDB5改の初登場等ハイテク機器も男心をくすぐる。キングスマンも本作を含めたシリーズのサル真似にしか過ぎない。全裸女子への金粉塗り込みの刑は、ギャグシーンの最高峰だ。

ダンディに振る舞えば、即、女子をモノにできると野郎達を勘違いさせた罪は重い。ボンドが通った後はぺんぺん草も生えない。でも男のゲスいロマンがある。敵のゴールドフィンガーがゲスく、ネーミングも陳腐で凄い。ボディガード役のプロレスラー、ハロルド坂田の怪演もあり、癖のある敵がいい味を出している。

そして、シャーリー・バッシーの歌う主題歌があまりに強烈だ。夜、枕元で歌われたらショック死すること間違いなし!
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