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ソドムの市のtomocoのネタバレレビュー・内容・結末

ソドムの市(1975年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

前もレビューに書いたかも…だけど、敬愛するテリー・ギリアム監督がピエル・パオロ・パゾリーニが好きとの事で、鑑賞(ルーツ辿るのが好きなので)。

マルキ・ド・サドの小説「ソドム百二十日あるいは淫蕩学校 」原作の映像化。
「地獄の門」「変態地獄」「糞尿地獄」「血の地獄」と言う流れ。
そのタイトル通りの展開が待ち受けてる。

村の権力者達によって奴隷化された清い若者たちが、権力者の悪趣味な遊びによって汚れていく。
食事中の乱交、卑猥な性教育、食糞…。
終始裸体がゴロついてる。
これを悪趣味と見るか?アート作品として見るか?によってスコアがわかれそうな作品。

自分は胸糞&失笑な感じだったので、スコアは保留。
アート的な要素はそこそこあると思われ。

キチった作品が好きな人は、おそらく好きだろうw
どことなくホドロフスキーの映画を少し過激にした様な…。
人間の果ての果てを覗き見た感じ(←変態くさいw

この作品をもって、パゾリーニは謎の死を遂げたらしいけど、当時の政治批判もこの映画に込められていたとの事。
禁断の扉を開けてしまったのかしら…。
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