結果的にパゾリー二の遺作になった作品。
グロとかエロとかスカトロ・・・
今まで自分がやってきたものを全てぶっ壊して、振り切った狂気的な作品。
ナチス国家を旧約聖書のソドムに例えたのがこの園なのだろう。
国家がやっていたのはこういうことなのだというパゾリーニの主張であるのであろう。
そして、この作品を見て不快に思った人間たちですら、きっとこの園にいたならば強いものに従うのだ。
お前達が見て見ぬ振りをしていたのはこういうものだ。
そしてその被害を受けるのは弱者である。
狂乱的な世界の中にいるのはこの作品を見ているお前達である
ということに気がつくことなく、ただただ不快な思いをしている観客にこそお前達こそがただの偽善者であると言い放っている。
と勝手に解釈しているのですが、トンチンカンなこと言ってるだけかもしれません。
しかし、こんな作品のなかで画がきっちりと決まりすぎている。それもまた違和感なのだろう。
あと、途中で修正するの面倒くさくなったんでしょうね。
編集技師さんも、もういいや。
という感じで。