めかぽしや

ローズのめかぽしやのレビュー・感想・評価

ローズ(1979年製作の映画)
3.9

孤独なディーバ、ローズ。
歌い、喝采を浴びる事を生きがいとするが
不安定な精神のために酒やドラッグに溺れ
ライブを重ねる毎に命をすり減らしす。

ジャニス・ジョップリンの半生を描いた映画をベッド・ミドラーが熱演、熱唱している作品。

私はジャニスをあまり知らないし、映画自体事実と同じではないけれど、彼女の孤独感や不安定さが痛いぐらい伝わってきた。

“君は爆弾のような人だね”
と言われるように常に誰かと一緒にいたい、愛したいと強く思う傍
激しい性格さゆえ恋人やマネージャーも平常心でいられなくなってしまう。

“皆、私の元から去ってしまう”
とローズの一言が物語っている。


あと、醍醐味はベッド・ミドラーが歌う曲の数々。
「When a Man Loves a Women」
は好きな曲なので聴き入ってしまう。


夭折してしまった
ホイットニー・ヒューストンにしてもエイミー・ワインハウスにしても常に不安や孤独を抱えていたのかな。
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