桜子

私は猫ストーカーの桜子のレビュー・感想・評価

私は猫ストーカー(2009年製作の映画)
2.5
2月22日は猫の日という事で加入している動画配信サービスがおすすめしてきたので観ました。
面白かった。
セリフは少ないし、奇妙な人ばっかだけど、平和だなぁと感じる映画。
カメラがハンディカムで撮ったような感じ。

ただ、なんでも度を越すと他人から見たら気持ちが悪いと思われるのは止むを得ない。
私も猫好きだけど、こんなことはできない。
この人女性だからいいけど、彼女がもし男性だったら、あんな服装でこんな行動をとっていたら完全に不審者として通報されていそう。
じっと観てたら「あ、ネコなんだ?」と気づくけど、それでもやっぱり引かれるよと思いながら、ずっと観てました。

途中、彼女の務める古書店の常連さんに話しかけられ、延々彼女の興味のない話をされて引くシーンがあったけど、他人から見れば彼女もあの古書店の常連さんと同じ。

しかし何かを追求するということはとても大事。
度を越した人、つまりオタクと言われる人達がいるから世の中が便利になっていることもあり、必要な存在でもある。
猫好きにとっては岩合光昭さんは絶対、この世に必要。

傍目を気にせず追求できる人こそ、その道で成功者になれるのかもしれない。
マツコの知らない世界に出てくる人たちもあんまり普通の人は出てこないし。
(と言っても主人公はその道の…とかではないけど

と色々言いましたが嫌いではない映画。
カメラの使い方も面白いし、登場人物がみんな、個性的すぎるよね。
桜子

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