カンパッチー

チェイシング・エイミーのカンパッチーのレビュー・感想・評価

チェイシング・エイミー(1997年製作の映画)
3.8
ケヴィン・スミスお得意の下ネタ、スターウォーズ、アメコミ満載のトークに経験豊富なレズビアンに惚れちゃったことで自分に振り向かせたい人気アメコミ作家ベンアフが過去を気にしちゃってウダウダしちゃうお話だけど、普通にロマコメとしてすごぬ良い作品です。

最後はちょっとしんみり切ないけど、相変わらずのケヴィン・スミスレギュラーのジェイ&サイレントボブのボブが今回はよく喋って良いところを持っていったり、好きになった女子がレズビアンだからといってLGBTの話ではなく、彼女の過去のセックス遍歴に拘ってしまう男の話なので、今の彼女を見てやれよ!とツッコミながらも前の男と比べられたらどうしようとか童貞が風俗で捨てるときに嬢に対して考えてしまうのは人間の性だと思います、仕方ない!でも、ベンアフよ、その解決策はダメだろう!

ヒロインのキュートすぎるボイスやおバカなバンキー、ヌボーっとしたベンアフの演技と魅力が沢山ある作品です。ケイシー・アフレックとマット・デイモンもちょろっと出ていました。