ハシオ

ギター弾きの恋のハシオのレビュー・感想・評価

ギター弾きの恋(1999年製作の映画)
4.0
シャムキャッツというバンドのボーカルがオススメしていたため見てみた作品。

ウディ・アレン作品ってこれ含めてまだ3作くらいしか見ていないからもっと勉強しなければ…。

ともあれ、この『ギター弾きの恋』。
タイトルからほんわかしたラブストーリーなのかと思いきや、こんなにエモーショナルで切ない作品だとは思いませんでした。

主人公のエメット・レイは、「身勝手な天才」と称され、作中での度々の行為(主に女性への)は酷いなとは思いつつ、敬愛するジャンゴ・ラインハルトや音楽への想いは純粋そのもの。

何だか”アーティスト”って呼ばれる人たちはこんな人たちなのかな~と、しみじみ感じさせられましたね。
こういう刹那的で無頼な生き方って憧れちゃうな。

あとドキュメンタリー風に、ウディ・アレン本人やジャズ研究家(自称?)が度々登場してくるのは面白い笑

そして、見終わってビックリしたのがエメット・レイが架空の人物だったこと!!
無知な僕はまんまと騙されちゃいました。
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