シャムキャッツというバンドのボーカルがオススメしていたため見てみた作品。
ウディ・アレン作品ってこれ含めてまだ3作くらいしか見ていないからもっと勉強しなければ…。
ともあれ、この『ギター弾きの恋』。
タイトルからほんわかしたラブストーリーなのかと思いきや、こんなにエモーショナルで切ない作品だとは思いませんでした。
主人公のエメット・レイは、「身勝手な天才」と称され、作中での度々の行為(主に女性への)は酷いなとは思いつつ、敬愛するジャンゴ・ラインハルトや音楽への想いは純粋そのもの。
何だか”アーティスト”って呼ばれる人たちはこんな人たちなのかな~と、しみじみ感じさせられましたね。
こういう刹那的で無頼な生き方って憧れちゃうな。
あとドキュメンタリー風に、ウディ・アレン本人やジャズ研究家(自称?)が度々登場してくるのは面白い笑
そして、見終わってビックリしたのがエメット・レイが架空の人物だったこと!!
無知な僕はまんまと騙されちゃいました。