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コンスタンティンのSHiNのレビュー・感想・評価

コンスタンティン(2005年製作の映画)
3.3
人間×天使×悪魔、決して交わることはない暗黙の掟があったが、その均衡が崩れようとしていた…てなんだかワクワクする題材。キリストや神話の世界と現代が交錯していて、さらに人間界と天国地獄を結ぶ橋渡し役となるハーフブリードなる輩までいて面白い。


シュワちゃんのエンドオブデイズもなんか近い気がしたけど、サタン(ルシファー)の絶対的強さ、というのか、絶対的存在感が圧倒的で、もう勝つとか負けるとか闘うとかそういう人間のレベル、次元を超越している所が好き。登場した時の絶望感たるや。
でも今回のサタンはなんかちょいワルな感じで、且つ全身″白″で決めてるときた!!
白はイメージ的には神の色。あなたは黒だろ?と突っ込みたくなったけど、いや、あれは良い。カッコいい。

天使の羽根をもつガブリエルなんて名前こそあれだが、大天使でもなんでもない人間と天使と悪魔の中間管理職的なやつときてる。
しかし容姿から佇まいは天使そのもの。でも天使にしては黒いぞ…?ていう含みも素敵。


そして人間界最強はキアヌ・リーヴス演じるジョン・ウィック。
…じゃなくてジョン・コンスタンティン。
あ~かっこいい…なんてカッコいいんだろう。
あの金色に輝くジッポの蓋をもって、面倒くさそうにカコンッと音をならしてタバコに火をつける仕草。タバコをくわえながら悪魔払いをするやさぐれたエクソシスト…。
カッコいい~!!
キアヌが地獄にトリップするシーンもしっかり見せてくれるのはよかった。



とりあえずキアヌがとにかくカッコいいんです。イインデス。
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