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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツらのbのレビュー・感想・評価

3.8
【スラッシャー映画のパロディ作品】

(あらすじ)
休暇を過ごすため森へやって来た2人の男(タッカーとデイル)が、キャンプ中の若者たちに凶悪な殺人鬼と勘違いされたことから巻き起こる騒動を描いたスプラッター・コメディー。思わぬ誤解から死人が続出する事態に陥っていく。

タッカーとデイルは殺人鬼どころかむしろ冴えないってだけの超良い奴等!だが、見た目は確かに一見近よりがたいので、若者たちは勝手にビビり出す。ほんと失礼しちゃう!(・ε・` )そんであきらかに過剰に反応し、自分たちを殺しに来た殺人鬼だと被害妄想を募らせて勝手に自滅してく姿が馬鹿すぎて笑えるのですd=(^o^)=b
だって走って逃げてたら木に串刺しになるって正気かよ?(笑)

中盤まではトロピックサンダーばりのグロくて悪趣味なギャグが連続していって、ここら辺は爆笑の嵐。ただし、人が痛快に死ぬのをギャグとして楽しめるかどうかですが....。

そして中盤以降物語は少しコメディ要素が薄まり、人間ドラマよりになる。そもそもの誤解の原因である若者たちのデイル達に対する見た目からくる差別や偏見というテーマに焦点が当たってくる。正直こっからは個人的にはトーンダウン。はっきり言って雑に扱われるテーマには、しゃらくささすら感じた。余計なことせずにあの勢いのまま人が死に続けてくれれば良かったのに、映画って人が死んでなんぼじゃない?(笑)

なんか無駄な部分や雑さも目立つけどコメディとしては結構満足でした。
 
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