カント

マダムと奇人と殺人とのカントのレビュー・感想・評価

マダムと奇人と殺人と(2004年製作の映画)
3.4
ベルギーB級コメディ。
美大生連続殺人事件。
サスペンスとコメディって相性が悪そうだけどギリギリ整合性を保ってる。

レオン警視の元へ匿名の電話。
墓地に放置された女性の死体が有ると。
通称パイプの墓と呼ばれる墓は、シュールレアリスムの巨匠ルネ・マグリットの墓。
墓の管理人は若いイケメンで、女性の遺体にドレスをかけて妄想の中で踊る奇人。

一方、ジュノの経営するビストロ「突然死」
常連のローズ侯爵夫人。
オカマのイルマ。
盲目の男。
鳥を愛する男。
チビのガラクタ屋。
これまた愉快な奇人ばかりが集う店。

オカマのイルマは、店長ジュノに相談する。赤ん坊の頃に離れた娘のマリーが20歳になり、会いに来るので、誰か父親のフリして私の代わりになってくれない?
やってきたマリーは美大生。

レオン警視は、死体の身元を探して出して美大生と突き止める。

マリーの歓迎会。
マリーが来ない。美大生連続殺人事件の犠牲になったのか?
犯人は?

レオン警視を取り巻く人がユニーク。秘書のニーナは変テコなイヤリングばかり。
母は懸賞応募狂い。
相棒ボルネオはポンコツ。

あたたかい目で鑑賞しましょう。
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