アルジェント監督による2作目。
前作同様王道サスペンス。
バイオテクノロジー研究所で起きた「何も盗まれなかった」不法侵入事件と連続殺人事件の謎に、盲目の老人と記者が挑む話。
アルジェントの中でも割と地味な作品で、印象に残りにくい。何年かぶりに観たけど、そのおかげでかなり新鮮な気持ちで観れた。
改めて観てとてもよく出来ている作品だと感じた。
電車の事故シーンは演出が秀逸すぎて素晴らしいし、エレベーター落下はワイヤーを掴むところが痛そうで好き。
終わり方も良い。クッキー。
研究を自ら立証するスタイル。
盲目と言ってもダークグラスのように「見えない恐怖」的な展開はあまりなく、あくまでコンビのアクセントとして設定されている感。
カトリーヌ・スパークたった2年前の「女性上位時代」よりも8歳くらい老けて見える。メイクのせいか髪型がおばちゃんぽいせいか。