てつじ

三文役者のてつじのレビュー・感想・評価

三文役者(2000年製作の映画)
3.9
破天荒に生きた怪優・殿山泰司の半生を、盟友新藤兼人監督が愛情込めて描いた佳作。殿山泰司がそのまま蘇ったかのような竹中直人の演技は、殿山を家族のように見続けてきた新藤監督ならではの繊細な名演出であった。この作品は、誰からも愛された故人に感謝を込めた、新藤監督の弔辞だと思う。
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