独立愚連隊の作品情報・感想・評価・動画配信

「独立愚連隊」に投稿された感想・評価

戦争は馬鹿馬鹿しいけれど、そこに生まれる兄弟愛は清々しい。
頭がおかしい三船敏郎にびっくりした。
なんて事させるんだ。
主人公の荒木を初め誰も彼もの軽妙な立ち振る舞いが観ててずっと楽しかった。

個人的には序盤だけど荒木がブローニングを手で止めてヘラヘラしてるとこがめっちゃ好き。
何が言いたいんだ…?と思ったのがバカだった。特に何が言いたいわけでもなく、岡本喜八がやりたいことをただやってみたんだろうな…。(その無邪気さは批判されてもしょうがないです)
気狂った大尉役の三船敏郎に笑った。
『灰とダイヤモンド』からの影響はいまいち分からなかった。
あらた

あらたの感想・評価

3.5
常にニヤニヤと薄笑いを浮かべる主人公荒木のキャラがすばらしく立っていて、それだけに敵討ち後のシリアスな表情がよけいかっこよく見える。
戦争を知っている人たちが演じる兵隊はやはり迫力があるし、ダメな兵隊のダメな感じとかもリアル。常に丁半博打やってるようなダメ兵隊、いたんだろうなー。
ストーリー自体は大きなヒネリは無いけど、こういった戦争物は初めてで新鮮だった。主演の表情も素敵でした。
NjM

NjMの感想・評価

4.2
痛快で面白い。てっきり戦争全開の作品と思ってたけどコミカルなサスペンス寄りの展開で新鮮に感じた。佐藤允がエネルギッシュでかっこいい。なんとなくルパン三世みたい。三船敏郎もちょい役だったけど良かった。
遡って一作目。スルメ的にいろんな論評を見てみるが、岡本喜八の言いたかったことについては解釈がまちまち。終戦十数年でこの映画が描かれたことは凄かったんだろうというのはなんとなくわかるが…
役者の印象的な仕草をカット尻にもってくる編集はカッコイイのだが、だからといって映画全体のテンポが良いかといえばそうでもないのが不思議。
後のくせつよがそんなに出てないというかたまにしか尖ってなくてアメリカ映画をよく参考にしたんだろうねっていうウェルメイド感が強い。徹底したアクション繋ぎからの空間をこえる別人間アクション繋ぎ。ショットの気持ちの良いくらい流麗な連なりに恍惚としてしまう。でもこの映画の一番の魅力はやっぱり人馬爆発巻き上がり降り注ぐ土という有無を言わさぬ説得力。中国兵が作る文字通りの黒い人海のうねりにぞくぞくする。全体的にはなんかスカーッと笑ってスカーッとたくさん死んでスカーッて感じ。
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