【クズだった】
戦時中の中国戦線を舞台にした映画。ウエスタン調の戦争映画という触れ込みだけれど、率直に言って面白くなかった。
まず、進行がタルい。もっとスピーディな展開にしないといけないと思う。…
コメディでも拭いきれない戦争の混沌
「日本で西部劇は可能か?」という問いに挑んだ映画であることはすぐに分かる。満州の荒涼とした大地を駆け抜ける馬、男たちの友情、明確な敵、血なまぐさい恋愛模様など、…
主張の強い登場人物たちによる、派手に入り乱れたアクション。
アメリカ西部劇というよりは後のマカロニに近い。
『ナバロンの要塞』より早い戦争チーム活劇だが、根底は反戦だ。
狛犬顔がいつになく精悍な佐…
▼8/12/22再鑑賞
【2本立上映(映画を通して歴史や社会を考える 反骨の映画作家・岡本喜八の流儀)(35mm)】
▼11/21/18鑑賞 【第28回映画祭TAMA CINEMA FORUM(昭…
日本人も中国人も関係ない、いいヤツはいいし悪いヤツは悪い、骨のあるヤツは気持がいいし、卑怯なヤツは虫酸が走る。落ち着いて考えれば誰にでも分かるこの普遍の真理。コレを軽快軽妙に笑わせながら心に響かせて…
>>続きを読む基本的に当シリーズは同じ筋で、佐藤允さん演じる正義感ある軍人が、北支部隊の現場へ行き、そこでなんやかんやありつつ、中国ゲリラとも腐った陸軍とも闘いつつ、暴れ回る、みたいな筋。そこに多少のロマンスや従…
>>続きを読む昭和のツライ戦争映画だと思っていたけれど、ツライ現実を軽やかに生き抜く人間の物語だった。
どんなに過酷で規制だらけの時代だとしても、自分で選んだ道を進む力強さ。その結果が悲しいものだったとしても「…