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ラスト・アクション・ヒーローのabeeのレビュー・感想・評価

3.4
【何にだってなれない 何を着ようと中身自分自身
読み馴れたシナリオのその作者とおんなじ人】

懐かしいなぁ。
中学生くらいの時一回観たな。
あんまりシュワちゃん好きじゃないんですけど、監督が「ダイハード」のジョン・マクティアナン監督だったので。

映画が大好きな少年が小さな映画館の映写技師に魔法のチケットを貰ったことをきっかけに映画の世界にトリップしてしまうファンタジーであり、ゴリゴリのアクション映画。

この作品のポイントは映画の中のアクションスター、ジャック・スレイターを演じるアーノルド・シュワルツェネッガーを演じるシュワちゃん。
ややこしい!!
ただ、ジャック・スレイターは自分がアーノルド・シュワルツェネッガーという俳優だという認識が無いのです。ややこしいですね。

ただね、ターゲティングとしては子ども向けですかね。
刑事アクションだけどその軸にあるものはあくまでファンタジーですからね。大人にはちょっと物足りないかなぁ。
そんな大人のために「ターミネーター2」のパロディとかスタローンとジャン=クロード・ヴァンダムのカメオ出演とかがあるのかなぁって感じです。

そんな感じなんですけど、最後はなかなかほんわかするエンディングでね。

ということで、特にシュワちゃんは役のイメージが偏ってますからね。今作のテーマにとてもぴったりでした。

人生は脚本通りには進まない。
シナリオを書くのはいつだって自分自身でしょ。
abee

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