これぞ！90年代が誇るフイルムノワール！
カーティス・ハンソン監督、ガイ・ピアース、ラッセル・クロウ主演！
ジェームズ・エルロイの小説の映画化です。
1950年代ロサンゼルス。マフィアの縄張り争いが激化し、男女6人が惨殺される。バド刑事、スター刑事ジャック、若手刑事エドが競う様に捜査を進めるが、この事件の闇はあまりにも深かった...。
劇場公開された時見に行った作品なので、非常に思い出深い作品です。カーティス・ハンソンの隙の無い演出は見事で、138分の長尺も一才中弛みせず、衝撃のラストへと突き進みます。
若いラッセル・クロウの色気や、ガイ・ピアースの凛とした演技、ケビン・スペイシーのどこまでも胡散臭い刑事。そして、狂言回しとなるダニー・デビートの存在感。
何よりも、今作でアカデミー助演女優賞を獲得した、キム・ベイシンガーの美貌も忘れられません。
思いがけないLGBT展開や、二転三転する物語、そして全ての謎が暴かれるクライマックスと、これぞサスペンス映画の最高峰だ！
アカデミーでは、『タイタニック』と運悪くぶつかってしまい、あまり賞は取れなかったけど、伝説的名作です！
あと、次のレビューで500レビューになります。よくここまで頑張った。涙
