トトCINEMAライフ

L.A.コンフィデンシャルのトトCINEMAライフのレビュー・感想・評価

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)
4.1
鑑賞3回目…もう20年前の作品かぁ、少し複雑な内容だが悪と善と灰色が上手く描かれていて色褪せない作品だ…

名優揃いの豪華キャストだけでも見応え有り…セクハラ問題であえなく退場中のケヴィン・スペイシーは原作とは違い主人公扱いでは無い

ラッセル・クロウとガイ・ピアースの出世作

キム・ベイシンガーがアカデミー助演女優賞を獲得している…公開時44歳、女性・俳優は40代からと確信させる完成された美と存在感ある時期のキム、実際"ナインハーフ"等でセックスシンボルの称号は得られても、それ以前の"007の特別版ネバーセイ・ネバーアゲイン"等でもケバい愛人お姉ちゃんの域を出てないし、メイクのせいか どうにも優雅さが足らない

それが、この作品の役ではハッとする程美しい…それを"旬"と呼ぶのか"熟した"と表現して良いのかは分からないが?間違いなくキム・ベイシンガー史上では最も洗練された役どころ・演技だと感じた

序盤の狂言回し役のダニー・デヴィート、警部役のジェームズ・クロムウェルetc.…イイ仕事してる

まぁ、"ドラマ踊る大捜査線"をハリウッド版として2時間弱にギュッと詰めたような感じの内容?!😏