L.A.Confidential:カーティス・ハンソン監督、製作、脚本、ケヴィン・スペイシー、ラッセル・クロウ、ガイ・ピアース主演、1997年作品。原作はジェイムズ・エルロイの小説「L.A.4部作」の第3部。舞台は、1950年代のロサンゼルス。マフィアの幹部ミッキー・コーエンの逮捕をきっかけに、血みどろの抗争が繰り広げられていた。
劇場鑑賞以来の再鑑賞。やはり楽しかった。大体当時のイメージ通りだけど、けっこう忘れていた。個性豊かな3人の刑事を中心に展開する物語。けっこう泥臭いがテンポ良く二転三転するので飽きることがない。
若くてスマートで激しいアクションを観せるラッセル・クロウ演ずるバド・ホワイト。曲がったことを嫌い、出世の為なら仲間の不正を告発するという強い正義感のガイ・ピアース演ずるエド・エクスリー。ロス市警の活躍を描くテレビドラマ「名誉のバッヂ」でテクニカル・アドバイザーとして活躍しているが、裏では記者のシドに情報を流して裏金を受け取る悪徳警官のケヴィン・スペイシー演ずるジャック・ヴィンセンス。三者三様の活き活きしたキャラクターが楽しい。
回収率が高くてスッキリ爽快エンディング。また観たいと思う。