こばまさ

恐怖のメロディのこばまさのレビュー・感想・評価

恐怖のメロディ(1971年製作の映画)
3.6
快楽主義者のお時間です。
第54回目は、ワタクシ選定作品
『恐怖のメロディ』
クリント・イーストウッド監督の処女作品。
もちろん初見だし、そもそもイーストウッド監督作品もまともに観た事がないワタシ…
果たしてハマれるのか否か。


人気ラジオDJのデイブ(クリント・イーストウッド)の番組に、毎回“ミスティ”という曲をリクエストする女がいた。
ある日、いきつけのバーでイブリンという女性に出会う。
番組にその曲をリクエストしていたのは彼女だったのだ。
2人は一夜限りの関係を約束するが、次第にイブリンの言動がエスカレートしていく…

という、簡単に言えばストーカーの話。
ただ、1971年の作品なので、まだストーカーという言葉が生まれるかなり前。

とにかく、このイブリンが怖い。
最初は都合のいい利口で献身的な女性かと思いきや、急にキレたり急に怒鳴ったりでデイブも唖然。
しかもメンヘラっぽいし、これはかなり厄介な女である。

けど、デイブも悪い。
本命の彼女がいるにも関わらず、簡単に他の女性と寝るようなプレイボーイ。
なので、デイブが多少痛い目にあってもしょうがないのだ。

中盤までは、このイブリンが次はどんな行動に出るのかハラハラ出来る。
ただ、それ以降ちょっと中だるみ。
ラストも意外とあっさり終わるので、ちょっと物足りなかった。

でも、このイブリン役の女優さんの演技は素晴らしかった!
それと、若きイーストウッドのカッコよさも大満足!
当時の音楽やファッションも楽しめたので、観て良かった!



ちぃちゃんお疲れ様〜!
これはイブリンが怖すぎた…
そしてもしかして、クリント・イーストウッドが体験した実話かな?笑
次回もよろしく〜!!
こばまさ

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