ペコリンゴ

THE JUON/呪怨のペコリンゴのレビュー・感想・評価

THE JUON/呪怨(2004年製作の映画)
2.6
記録。
劇場版1作目をベースにビデオ版の内容も盛り込んだ呪怨のハリウッドリメイク版。

話題になってた公開時は華麗にスルーしたので今回初鑑賞なんだけど、これってハリウッドリメイクって言えるのか…?

舞台は日本。監督は清水崇。俊雄と伽耶子も同じ役者。災難に遭う人物の演者が外人になっただけで基本的に日本版と同じものを見せられるので、焼き増し感が物凄い。

良く言えば、アメリカ人向けに、Jホラーってこんなに怖いんだぜ!ていうのを叩きつける映画。悪く言えば、アメリカで金稼ぎしたいだけの下心が透けたゲスな映画にも思えるなぁ。

実際アメリカでは大ヒットしたそうだけど、日本の呪怨ファンにとって訴えかける内容ではないんじゃないかな。

調べてみると、当初は日本じゃなくてアメリカで撮影される予定だったらしい。ついでにサム・ライミが監督してれば興味深い内容になったかも。

まぁもしそうなってたらアメリカでヒットしたかは分かんないね。歴史に「もし」は無いので、コレはコレで良かったんでしょう。