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探偵はBARにいるのchipのレビュー・感想・評価

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)
3.9
大好きなシリーズ!
三作とも映画館で観たけれど…
GYAOで見つけて、久しぶりに観ました。


札幌の街の雪景色…
ポケットに手を入れてブラブラ歩く探偵、大泉洋…
そんな何気ないシーンも決まっている〜
雪国に住んでいるけれど、今年は全く雪がない冬でした。雪かきは大変だけど、全く無ければまた寂しくて…
この映画の雪を見て喜んでいました…(^^;;
雪の代わりに、コロナ菌が降っているような毎日で…早く止んでほしい。。

相棒の高田、松田龍平がまたいい!ボサッとしてるけどやたら強くて。
緑のポンコツ車がエンストすると、ふたりで車に、ごめんね、ごめんね〜そして動けと頼む〜
何度も出てくるこのシーン、大好きなんです。


悪役の高嶋政伸のキレっぷりとか
ナポリタンの喫茶店の
やたら色っぽい変なお姉さん、
探偵の質問に
「足のー長いのーおっさん」
と答えた中国人のお姉さんとか…
もう、最高です!
足のー長いのーは、
足長おじさんのこと、でした、笑

ラストは…
返り血で染まった
真っ白なウェディングドレス


ヒロインの小雪さん
きれいでした。。。

バーの名前は
Bar Keller Ohata

keller は、ドイツ語で地下室の意味だそうです。


探偵が席につくと、
胃薬とピース缶を出してくれるマスター。
彼が時計を見つめ…
流れ出すエンドロールは、
カルメンマキの
「時計を止めて」
外は雪が舞っている。。

なんだか哀愁のようなものを感じます。
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