ハードボイルドな彼も良い。といってもそこは洋ちゃん流。
軽いタッチで面白可笑しくみせてくれるが、決める所はビシッと決める。そこが格好良いんだな～。
相棒の探偵 高田(松田龍平)との奇妙な凸凹コンビも面白い。
特にマイペースな高田が突如見せるキレのあるアクションは見所。
この高田の性格のギャップがいい味出しているんです。ちょっと見せ場が少ないのが勿体ない。
危険な匂いには敏感に反応し、決して自ら飛び込まない、但し一度火が付いたら止められない。
なので結局危険な罠にハマっちゃう(笑)そんな大泉洋の探偵キャラはハマリ役。
そんな彼が火が付く中盤から一気に核心に迫る描き方は上手いです。
しいて言うなら、ちょっとスッキリしない後味の悪さが個人的に好みじゃないところ・・・
原作は東直己小説「ススキノ探偵シリーズ」。
そして札幌すすきのを中心とした北海道ロケ。道民であれば外せない。
このコロナ禍で、繁華街もしばらく立ち寄っていませんが、今作のススキノのネオンを見て少し気持癒されました(笑)
