ももさく

マイマイ新子と千年の魔法のももさくのレビュー・感想・評価

マイマイ新子と千年の魔法(2009年製作の映画)
2.5
昭和30年山口県防府市は平安の時代、「周防の国」と呼ばれ、国衙遺跡や当時の地名が今でもある。そんな町でおじいちゃんに色々教えられ育つ新子は1000年前を空想しては楽しむ日々。ある日、東京から貴伊子と言う女の子が転校してくる。

青木新子(福田麻由子)元気一杯、小学3年の思春期?の空想好き女の子。デコにつむじがある。祖父、祖母、父、母、妹と暮らす。

島津貴伊子(水沢奈子)父親は医者でお金持ち?の控えめな転校生。

青木小太郎(野田圭一)新子のおじいちゃん。元教師。喘息持ち。

諾子(森迫永依)1000年前のお姫様。

千古(奥田風香)1000年前の貧しい少女。

鈴木タツヨシ(江上晶真)小学5年。みんなの兄貴的存在。父親は警察官。

ひずる先生(脇田美代)みんなの憧れ。清少納言を読み1000年前の少女について新子と貴伊子に教える。恋に悩む普通の女性?。

他声の出演 本上まなみ、松元環季、竹本英史、世弥 きくよ、中島和也、川上聡生、西原信裕、冨澤風斗、瀬戸口郁、喜多村静枝、関貴昭、海鋒 拓也他。

私は昭和生まれだから、こんな遊びとかはまだ浮かぶし年齢の違う近所の子供達と遊んだ記憶もある。現代の子供達は、どう思うのだろうか。外で沢山遊ぶって大切な事なんだろうなぁ。

手遊びとか懐かしいな、私が小学生の時、女子の中ではアルプス一万尺がやたら流行ってた。後、ジャンケンしてチヨコレイト、パイナツプル、グリコとかもやったなぁ。

人の色鉛筆借りて雑な使い方したんだから、先生には怒られるの当然と思ったけど、まさかの新子目線からだと貴伊子も悪者にうつるのか...。そんな控えめな貴伊子がどんどん生き生きとしていくのが良かった。

緑のこじろう、直角の川、木で出来たハンモック、草笛、色鉛筆、紙芝居、ポン菓子、ガス冷蔵庫、香水、グリコのオマケで秘密の宝物、ウイスキーボンボン、犬、猫、金魚、蛍、牛蛙、大人の映画、天の川も印象に残る。

こんなもんなんだろうけど、大人は外面良い人でも内面は色々黒い部分があったりする人も少なくは、ないだろう。それを知っても子供達は強く生きていかなきゃならんって事だろうなぁ。

死とか別れとか生きてれば必ずある事をどう受け入れて進んでいくか...私なら、いつまでもグズグズしちゃうような気がするけど最初からエンディングまで新子は強いなぁって思いました。

「明日また、笑って遊ぼう」