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シャーロック・ホームズのDaigoNotoのレビュー・感想・評価

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)
4.5
シャーロック・ホームズの映画はいくつかありますが、この作品はこれまでにないものでした。名探偵でありながらも、肉体派のシャーロック・ホームズが描かれていています。

ストーリーは原作と関係ないオリジナルです。ヴィクトリア朝時代の華やかさと泥臭さが、タイムスリップしたかのように再現されていて、それがよりリアルな作品に感じさせていました。時代背景として産業革命も描きなから、黒魔術などのオカルトをミックスさせたストーリーとなっており、いい感じに不気味さが感じられた。

全体的にコミカルさとユーモアを含んっいたが、アクションシーンは迫力もあり様々な見せ方をしてるので良かった。特にホームズの脳内でのスローモーション映像は、良かったと思う。

メインキャストは、全員ハマリ役だったと思う。ホームズを演じたロバート・ダウニーJrは、変人さと頭脳明晰で肉体派のホームズを演じきっていたと思う。ワトソンを演じたジュード・ロウは、ホームズの相棒としてだけでなく理解者としても演じられていたと思う。あの女を演じたレイチェル・マクアダムスは、ホームズとの掛け合いは良かったと思う。悪役のブラックウッド卿を演じたマーク・ストロングは、黒魔術を操る役柄だけあって不気味さを表現できていたと思う。

音楽がハンス・ジマーなので、何も言うことがないぐらい最高だった。

あの女がストーリーの中心となっているし、あの影の人物も出てきて、シャーロック・ホームズファンとしては、最高に面白かった。
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