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ミッション:インポッシブル2のtakeachanceのレビュー・感想・評価

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最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の公開前に、
シリーズの全作品をおさらいするため、過去作を一気見。

ジョン・ウーが監督を務め、2000年に公開されたシリーズ第2弾。
前作とは一味違った独自のアクション・シーンがてんこ盛り。
「1」は旧約聖書だったけど、
今作はギリシャ神話がモチーフになっている。

「フェイス/オフ」の番外編か?ってな具合にコロコロ顔が変わる。
アイツがコイツで、コイツがアイツで。

脚本や辻褄合わせは二の次で、
とにかく派手なアクションが売りの映画だと思う。
好きな人は大好きだけど、嫌いな人は嫌いなタイプの映画。
まるで『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』のような、
アトラクションとして映画館で大画面で見ると100点だけど、
脚本としては及第点の作品。

全作品を通して、今作のロッククライミングのシーンが一番好き。

アンソニー・ホプキンスは一日撮りの契約だったのかな。
すぐにスクリーンから姿を消すし、
それよりも、ビリー・ベアードの存在感が皆無。
ヘリを操縦した以外に記憶に残らない。
あのキャラクターはもっと生きたはず。

3時間半の収録時間から、上映時間を2時間内にするために
かなりのシーンを削ったそうなので、
辻褄が合わなくなるのもそのためか。

スポンサーであろう企業名が出てくるシーンはちょっと興ざめる。
大人の事情があるんだろうけど、
もうちょっとスクリーンに浮かない範囲で、
自然に、さりげなく出してほしいなあ。
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