貝

フローズン・リバーの貝のレビュー・感想・評価

フローズン・リバー(2008年製作の映画)
4.0
完全に知らない世界の話だった。インディアン居留地では治外法権が認められてるって結構衝撃受けた。インディアンが言う「白人だから」とか白人が言う「パキスタン人信用できない」に色んな含みがあると思った。何もわからないけど。

終始希望のみえない映画だった。レイ(メリッサ・レオ)が朝マスカラしながら涙が溢れてしまうシーン、序盤のまだ状況何にもみえてない場面にも関わらずボロ泣きした。この親子の行く末も、不安しかない。これからどうなるんだ。お母さん数ヶ月後に釈放されたところで前科もついて仕事は、、?考えたくないな。
こんなどうしようもない状況で母の帰りを待つ息子の家族愛だけが唯一の希望だった。手づくりのメリーゴーランド、涙で子供たちの笑顔が霞んだ。こんな幸せないなと思った。細かいシーンでいちいち胸が痛くなった。
貝