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フローズン・リバーのcrystalbowieのレビュー・感想・評価

フローズン・リバー(2008年製作の映画)
4.0
白く染まった最北端の町を舞台にして2人の母親が子供、家族のために悪事に手を染める。
とにかく寒さが伝わる。体感的な寒さはもちろん、生活費を持ち逃げされ途方に暮れる母親から懐の寒さや密入国を手伝う薄ら寒さを感じられ、心が冷たくなる。
しかし所々に微笑ましく暖かくなるような描写もあり、そのギャップに口元が緩む。
ラストは観る人によって感じ方は様々だろうけど希望が感じられる終わりだと思った。

2019/045
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