ディーバの作品情報・感想・評価

「ディーバ」に投稿された感想・評価

taka181

taka181の感想・評価

4.4
何年かぶりに見たらストーリー結構忘れてて、改めて新鮮に楽しめました。これをヒントに15年後、日本で岩井俊二は私にとっての最高傑作を創り上げることに。謎のおじさんは渡部篤郎かと。
Miho

Mihoの感想・評価

3.5
おしゃれだ…と思いながら3回くらい寝落ちした
hana

hanaの感想・評価

4.6
弐番館か録画にて。繰り返し観ました。映画館で観たいです。
紫煙

紫煙の感想・評価

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お洒落の本質は、足し算よりも引き算だということを、きっと上手な人たちは知っている(私はお洒落にはなれないけれど)。

そういう意味では、この映画の魅力はお洒落さというよりも、雑多な透明感にあるのかもしれない。

はじめに、色彩の美しさに嬉しくなる。

ブルーを基調としながら、ジュール(郵便配達人の主人公)が乗るバイクは黄色から赤へ。後半から大活躍するシトロエン11cvの白、歌姫シンシアの美しい黒い(ノワール)肌と彼女がもつ傘の白(ブラン)、ジュールの赤いジャケットと青いシャツ。

物だけにとどまらず、サスペンスの追走劇のなかで交差する心理展開のなかでも、街や倉庫などで色彩が交差する。

エリック・サティ風の挿入曲も素敵だ。

映像のパロディも随所に効いている。ブルースブラザーズ(1980年)風の殺し屋2人組、スカートが風で舞うパンチラシーンなど、他にもきっと映画に詳しい人なら…というシーンがいくつもある。

けれど、お洒落というには、テンポも構成要素も冗長で過多のように思う。ヌーヴェルヴァーグ作品のほうが、ずっと抽象度が高く洗練されている。

のちに撮る『ベティ・ブルー』では、どこかメタレベルに近いところで引き算をやっているように思うけれど、『ディーバ』の段階では、そこまでは至っていない。

とはいえ、足し算だけでここまで成立させてしまっているのは、ジャン=ジャック・ベネックス一流のセンス。

恐らく、一種の冗長さがレイヤーを複層的に生み出す結果となり、過多な構成要素をレイヤーに分散するように、どこか雑多な透明感へとつながっているのだろう。

確かにそれは、カルト的人気を支える最大の魅力だ。『ベティ・ブルー』を観た後で、この作品を振り返ると、その雑多性が愛おしく感じる。
koo0730

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3.9
この映画を劇場で観たかった、ひたすらそう思わせてくれる色使いと、ただの自己満だけではないエンターテイメント性と。いちいちフレーミングとかもカッコいい。一周まわって80年代流行りの現代でもなかなかこうは作れないだろうなという振り切り方がある。
ruesuke

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4.0
学生の頃。

自己満足と不安の一夜漬け
オールナイトで4本観た後の帰り道
行くとこなく、ぐるぐる回った山手線

そこにあったのが青い朝でした。
あの赤いバイク欲しい。アルバが邦画でいうところのCharaさんみたいで好感持てた。フランス映画を見ているとちょいちょいドミニクピノンを見かけるけど、これがデビュー作かぁ。ちょっと苦手。
NagiMorita

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4.8
久しぶりの"2時間が3分で過ぎるくらいグッっと引き込まれた映画"でした。

録音を嫌う孤高のオペラ歌手シンシアのコンサートで、涙を流しながらひっそりと録音するオーディオマニアの青年、ジュール。しかし、ひょんなことから麻薬・売春マフィアの犯行記録が収められた重要なカセットテープを手に入れてしまった彼は、殺し屋に追われる身となる。一方で、彼の録音したシンシアの幻のテープをめぐっても、もう1つの追っ手が現れるのであった…。

"静"に重きを置いた世界観、アリアのメロディと、鮮やかな色が絡み合うフランスの街並みで繰り広げられる躍動。ノスタルジア。新鮮なカメラワーク。人々。
この映画はまさしく"青"の映画だ。
ネオ・ヌーヴェルヴァーグといわれる潮流が80年代にあり、本作もそんな中で作られた。寡作で知られるジャン=ジャック・ベネックスの代表作で叙情的な映像美で綴る知的なサスペンス・エンターテイメント。幾重に練り込まれた脚本が秀逸だが、何より出てくるキャラクターが皆クセ者揃いで笑える。いかにもフランスらしいエスプリの効いた作り。バイクで疾走する主人公を地下鉄構内で追っかけるシーンなど見所たっぷりで飽きさせない。映画にしか出来ない表現をドバドバ盛り込んだ決定版。
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