濃いですな。
空海の少年期から亡くなるまでを3時間で収めた歴史超大作。長い。
北大路欣也の顔力の強さがブレない男空海と見事にマッチ。
「私が乗っているからには必ず着く!」
と荒波に揉まれる船で発言する空海。
真っ直ぐすぎる!
小川真由美の熟女のお色気が娘の旦那と関係をもつ薬子と見事にマッチ。
うっふん!薬子の変知らなかった(忘れてるだけかね)
この作品はロケが素晴らしいのでそれだけで見応えありました。五重の塔や中国の広大な土地。遣唐船の手漕ぎは圧巻でした。
結局密教がなんなのかよくわかりませんでしたが「不安な時は抱き合え」とやはり恋人は必要だなと思い、宗教的な教えより平安時代の歴史のお勉強になる作品でした。
ちなみにめっちゃ笑ったシーン
「あれは乞食じゃろ」
「いや、まろじゃ」
「まろよ」
「いや、まろではない」
「まろよ」
空海「まろです」
「あれはまろじゃない」
「あれはまろじゃ」
「まろよ」
と、本人が「まろです」と言ってるにも関わらず、まろかどうか言い合いしてるところでした。