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昆虫物語 みつばちハッチ 〜勇気のメロディ〜のはのレビュー・感想・評価

2.8
あらすじ
スズメバチの侵略を受けて崩壊したミツバチ王国の王子ハッチが、離れ離れになった女王のママンを探す。

感想
自分はこれまでに見たことがない事、をされるのに極端に弱いので、それがどんな小さなことでも、それだけで評価高くしがち。
ネタバレなのでぼかして書くけど、この作品では最後の人間の女の子とのやりとり。
できなくなる、ってところまではまあありがちだけど、できたこと、を別の形で継続させた作品って他にあります?
他の作品だと、悲しいながらも勝手に納得して受け止めてしまうパターンが圧倒的多数だと思うけど、普通はなんとしてでも継続する方法を探すのが人情ですよね。
所詮そういうもの、と受け入れてしまわずに、抜け道を探す姿勢好き。
ゲームのバグ技探すみたいで面白い。

原作も見たことあると思うけどほぼ記憶はない。
キャラクター全部原作ままなんだろうか。
カマキリってもっとデカくなかった?

スズメバチ以外はみんな仲良しほのぼの世界観の中で、セミのエピソードだけ怖すぎて笑った。
最初に会ったときは若者だったのに、寿命の短さから、次の日にはもうジジイになってるっていう。
最初別人を間違えてるって展開かと思ったのに。

単体でも強いのに、統率の取れた群れで他の昆虫を襲うスズメバチ最強、と思いきや、人間すら懐柔し味方にしてしまうハッチのコミュ力が上だった。
コミュ力最強という事を教えてくれる作品。

てんとう虫はなんで偉そうなんだ。
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