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真昼の欲情のlemmonのレビュー・感想・評価

真昼の欲情(1958年製作の映画)
4.6
欲望。


馬鹿者共が剥き出しの感情をそのままぶつけ合う。人間だねえ。

兄弟が同じ兄弟の嫁に欲情。妹の旦那もその嫁に欲情。
根本にあるのは、父親の欲望の結果、生まれ育った子供達の思想。


あーすげー映画見たな。よくわかるようでわからない。が、ひとつひとつは理由があって動いており、誰も自分の思い通りに事は進まない。


ヒロイン・ティナルイーズとアルドレイはエロい。ルイーズの豊かなおっぱい、レイの尋常じゃない胸毛。過去に性欲より自我を選んだ2人とは思えん。まあ、なんかここも意図した演出に思えたけど。


ロバートライアンはこんな役もできるのか!とさらに好きになった!無邪気な馬鹿者、本作の本質だと思うが、神も信じるが、欲望にも素直。となるとなんだよ信仰って。ただ、作り上げたキャラクターにあまり嫌味がないから困ったもんだ。猿よりちょっとだけ頭の悪い猿人類。



ラスト、、、観終わって解説読んで驚く。
DVD版は恐らくアンソニーマン監督の意図したラスト。これだと傑作!
公開版は、、、これだと凡作だと思うなあ。偽善的に思えてしまう。


わからないから、また観る。
結構笑ったんだけど、そんな映画だったっけ?と観終わって思う。そんな映画😅。大好き😆。


DVDタイトル「神の小さな土地」
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