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ウエスタンのdudeのレビュー・感想・評価

ウエスタン(1968年製作の映画)
4.5
場の作り方が異次元。顔面アップと空間の描写、各テーマ曲と静寂など神がかり的なバランスが維持され、思い返してみればくどい気もするが観ている間は作為が存在しないかのようだった。酒場でブロンソンとジェイソン・ロバーズが邂逅する場面、テーマ曲がバトンタッチされるの最高すぎる。
弾痕残る西部の亡霊という空気を纏ったブロンソンだけでなく、出てくるおっさん方はみな“古い人間”。新しい街ができ列車が通っても未来に彼らの居場所はない。過去を清算する者、未来に託す者、そして語り部となる者。やはり最後は馬が余る。