実話。寒空の下、半袖シャツ1枚で歩く青年マイケルと、彼を一家に招き入れるリン・アン・テューイとその家族のお話。マイケルはその身体能力を生かしてNFLのドラフト選手となる。
マイケルの正直でまっすぐな性格と、リー・アンの寛大な心がマッチしたのか、とても幸せなお話。でも、それまでマイケルは実の母親や兄弟と小さい頃引き離され、辛い生活を送っていた。
リー・アン（サンドラ・ブロック）の小さな不安を見事に家族がカバーし、家族みんながマイケルを心から家族として大切にする。
言葉の端々がクスッと笑わせる面白さがあり、終始笑顔で鑑賞。その言葉の裏には色々な出来事があるんだろうなと想像が膨らむ。弟のSJが本当に可愛い。エンドロールで、こんなにステキな話が実話だと知ると胸がじんわり暖かくなった。
そんな幸せなストーリーの中でも、優秀なアスリートの資質を持ちながら、家庭環境、社会環境のせいで発揮できないばかりか、犯罪に手を染めたり、若くして命を落としてしまったりする人もいる。そんな問題提起もしている。
マイベストムービーTop 10入りが決定。
