Shirorin

しあわせの隠れ場所のShirorinのレビュー・感想・評価

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)
4.2
ドラフト一巡目指名でNFLデビューを飾ったマイケル・オアー選手の実話。

家族と共に車で帰路に着くリー・アン(サンドラ・ブロック)は、雨に濡れながら夜道を歩くビッグマイクことマイケル・オアー(クィントン・アーロン)に目を留める。自宅に連れ帰り、マイケルの境遇を知り一家に迎え入れることにする。

アメリカン・フットボールを始めたマイケルの適性をリー・アンが見いだしたことから、マイケルの才能は一気に開花し…というストーリー。


なに、この素敵理想家族は😆
裕福な白人家庭。
レストランを100近くも経営する夫。
超可愛くて、心まで綺麗なコリンズ役にリリー・コリンズ。
元気いっぱいソバカスだらけで笑顔や仕草がめちゃキュート💕な弟SJ。

こんな見ず知らずの大柄な黒人を、すんなりと受け入れるなんて、なかなかできることじゃないよ❗️
そして、家族をまとめる母リー・アンが気持ちの良いキャラしている‼️

交通事故に遭った時もマイケルを責めることなく慰め、試合会場で悪態つく後ろの席のオッサンに啖呵を切ったり、マイケルの昔の悪い仲間に息子マイケルを守るために言い返す姿がカッコよくて痺れる😆

マイケルをコーチするSJが可愛かったなー。カラダの大きさがぜんっぜん違うのに、心優しいマイケルと対等(むしろSJが上?)で、とても微笑ましかった😊


トラブルはいろいろあるものの、リー・アンが持ち前の気風の良さと財力で次々と解決していき、気持ちの良い展開でとんとん拍子に話は進んでいく。

このまま終わるかと思いきや、ラスト大学をどこに決めるかで、一波乱💦
どうなることかとヒヤヒヤさせられたけど、悪い方に行かなくて本当に良かった。

自分自身を抑え、見ないようにしてきたマイケルが、リー・アンに言われ、自分で行きたい大学を決める。そこに、マイケルの自立と成長を見て、母リー・アンのような気持ちになった。
大学までお見送りして別れるシーンはジーンときた😢


最後のドラフトはリアル映像かな。
結構ファミリーの雰囲気が似ていてびっくり。実はこのラストを見て、えーっ❗️実話だったんだと知りました😅

この理想家族を見ているだけで、しあわせな気持ちになれました。
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