懐かし～い作品をNHKのBSPで放映されるのを知り、長めの上映時間の作品ですから録画してゆっくりと鑑賞しました。
このサイトを利用している多くのレビュアーさんはたぶん“パノラマ”映画を鑑賞された方はそれ程多くないと思います。
最後部に近い座席で無いと左右に流れる映像を目で追うシーンでは首を回さないと映像を追う事が出来ないほどスクリーンの幅が長いのです。
ですから、今回のテレビ放送の映像が通常有り得ないほど縦幅が短い映像でした。ですが、それが迫力感を増す映像になっていました。
第二次世界大戦末期のヨーロッパ。ヘンリー・フォンダのアメリカ軍将校が率いる連合軍とロバート・ショウ演じるドイツ軍が激突する戦いを描いています。
敗戦の色濃くなって来たドイツ軍の戦車部隊が繰り広げる必死の戦いにヘンリー・フォンダの将校が挑む戦いを横幅広いスクリーンに映し出させる迫力は半端ない物を感じさせてくれています。
当時、パノラマスクリーンで圧倒的な映画の魅力を味わった私はこの作品で映画の魅力に引き込まれたと言っても過言ない作品でした。
本当に懐かしい想いを感じました。
