《最高のアホ映画ですよ！！ 》
「リチャードジュエル」観る前にこれを是非‼️
戦争を肯定する「パットン」が作品賞に監督賞にって年・・・世間をにぎわし、映画製作大手よりも観客が熱狂したのはこの作品「M★A★S★H」でした！
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アカデミー受賞作品を観よう104（1970年第43回脚色賞）
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なんとカンヌパルムドール受賞作！
アカデミー作品賞と監督賞ノミネート！！
オモロい！
今で言うニューシネマの台頭とベトナム戦争への不満を背景に、この戦争批判的な物語に目をつけたプレミンジャー。低予算でスタジオ幹部に隠れるように製作しました。
監督ロバート・アルトマンは最後の方で決まりました。
特徴的なのは何人も同時に喋るような演出と、新人ばかり多く起用した点。
低予算を逆手に取るような技ですよ。
ある種「カメラを止めるな」のような若い勢いが画面に溢れる映画です。
新人ばかりで彼らのやる気をそがないように自由にやらせたアルトマンさん。さすがドキュメンタリー出身！という誉め言葉も多く聞こえます。・・個人的にはあんまりドキュメンタリーとは関係ないような気もしますが懐が広い方であることは間違いない！
するとキャリアのあったドナルド・サザーランドらはアルトマン解任運動も起こしますがなんとか鎮火して撮り切りました。しかし誰もこの完成イメージ抱けていなかったそうですよ。まあそりゃそうだ！
そして脚本（アカデミー的には原作ものは「脚色賞」を与えます）のリング・ラードナー・ジュニアが怒る！だってセリフ無視させてるんですもんね！笑
が、アカデミー賞では皮肉にも脚色賞のみ受賞というね。
ラードナーはなんて言ったのか教えてほしい！！！笑
途中の自殺騒動の時の最後の晩餐とか、この映画いくつも面白いことやってます。
なんだか不思議な日本もあちらこちらに見え聴こえ。
ご覧になっていなければ、もしよろしければこのB級パルムドールをどうぞ！！！
